年末に本番とローカルのレコードをコピーして戻す際、整合性が取れなくなり、先輩猛者エンジニア様達から教わった4つのDBクライアントソフトを使用しました。ここでは、DBeaver、TablePlus、A5M2、HeidiSQLについて個人的な使用感を記述します。(私はWindows環境です。)
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DBクライアントソフト個人的な解説
ソフト名 | メリット | デメリット |
DBeaver | 多機能で視覚化が便利 ER図の自動生成 |
設定が多い |
TablePlus | ダンプとリストアが簡単 課金で複数テーブルを同時表示 |
日本語非対応 課金しないと使いにくい |
A5M2 (A5:SQL Mk-2) |
すべて日本語対応している 読み取り専用モードがある |
デフォルトだと取得レコードが10000件 |
HeidiSQL | シンプル | インストール時に再起動が必要 pem非対応 |
DBeaverの使用感
DBeaverは、機能が多いです。便利だと感じたのは、ER図の自動生成機能です。
テーブル間のリレーションをある程度自動で紐付けてしてくれました。
逆に設定が多く、使う際には慣れと忍耐が必要だと思います。
TablePlusの使用感
TablePlusは、ダンプとリストア機能が使いやすいです。
ただし、日本語対応していないため、表記は日本語以外の表示です。
また、3つ以上のテーブルを同時に表示するには課金が必要です。
A5M2の使用感(A5:SQL Mk-2)
A5M2は、完全日本語対応です。
読み取り専用モードがあり、誤ってデータを変更してもリスクを防げそうです。
(それでもreaderインスタンスを使用しましょう。)
SQLクエリで抽出は、1万レコードまで取得できるようです。
HeidiSQLの使用感
HeidiSQLは、とにかくシンプルです。
不便な例として、SSL接続時に.pem
ファイルを.ppk形式
に変換する必要ありました。
また、インストール後に再起動が必要になりました。
記念のスクリーンショット
複数のDBクライアントを同時に使うことはレアだと思いますが、比較してみるとそれぞれのUIや使い勝手の違いが面白いかもです。
4つのソフトで同じテーブルを表示してみたら、思わず笑ってしまうシュールな光景になりましたw
まとめ
DBクライアントソフトを使ってみた感想です。
それぞれに特徴があり、用途によって選ぶべきソフトは個々のスキルや経験に左右されると思います。
- DBeaverは、多機能が好きな人向け。
- TablePlusは、課金していませんが、ダンプとリストア目的で使うのは有りです。
- A5M2は、完全な日本語対応であること、日本語で操作をする人向け。
- HeidiSQLは、シンプルな操作を求める人向け。
おすすめ
バックエンドが初めての方には、シンプル操作の「HeidiSQL」か日本語対応の「A5M2」をお勧めします。特に、A5M2は日本語での操作したい人向けには最適だと感じました。
個人的な意見として、慣れてきたら「DBeaver」を使うのがいいかもしれません。
- ER図をある程度の自動生成できるのでテーブル間のリレーションをコードと視覚で確認できます。
- DB値を直接変更してもsaveやcancelの機能もあり利点の1つです。
- SQL文のスニペット補完も強みです。